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クロレラは淡水産の単細胞の藻の一種で,タンパク質,葉緑素,各種ビタミン,鉄などのミネラル類が豊富に含まれています。
多量に含まれている葉緑素(クロロフィル)は,活性酸素を消去する抗酸化作用や抗炎症作用があります。
近年日本において,クロレラの細胞壁を破壊し,生理活性物質C・G・F(クロレラ・グロス・ファクター)の抽出に成功しています。
このC・G・Fは細胞の新陳代謝を活発にして,免疫力を高めると言われています。
また,クロレラエキスに含まれている成分のひとつ「S-ヌクレオチドペプチド」に造血作用があり,貧血の症状改善にも有効です。
クロレラにはカリウムが豊富に含まれており,血圧を降下させるはたらきもあります。
そのほかに動物実験などの研究では,抗ウィルス作用,抗がん作用,糖尿病予防作用が確認されています。
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