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●脂質代謝の促進,脂肪肝の抑制,肝臓保護作用 |
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●コレステロール沈着予防作用,動脈硬化の予防
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●アルツハイマーの改善など,脳機能の保持 |
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レシチンは卵黄や大豆などに多く含まれるリン脂質の1種であり,体内では脳や神経,肝臓などに多く存在し,細胞膜の構成成分として多彩な機能を果たしています。
レシチンは正確にはホスファチジルコリンのことを呼びますが,サプリメントの場合,他のリン脂質であるホスファチジルセリン,ホスファチジルイノシトール,ホスファチジルエタノールアミンなどもレシチンと呼ぶこともあります。
また,コリンはレシチンの原料となり,体内で合成されないため,食事からの摂取が必要です。コリンはレバー,卵,豆類に豊富にふくまれています。
コリンはバランスのよい食事を摂っている限り不足することはありませんが,不足するとコリンを原料とするレシチンも不足するため,肝臓で生成された脂肪を肝臓外へ送ることができず,脂肪肝となってしまいます。
レシチンが不足すると,血管壁にコレステロールが沈着しやすくなります。レシチンは高脂血症や動脈硬化を予防し,細胞や血管を良好な状態に保つ働きがあります。
レシチンは肝硬変の予防にも効果があると報告され,C型肝炎患者に対する臨床試験では,細胞組織や症状の改善が報告されています。
また,アルツハイマーの一部はアセチルコリンの不足が原因と言われ,このレシチンはアセチルコリンの原料ともなるため,レシチンのアルツハイマーの予防や改善に対する効果も期待されています。
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食材に含まれている成分でもあり,大きな副作用などは報告されていませんが,まれに下痢や嘔吐などの胃腸障害が見られることがあります。
また,サプリメントのレシチンは大豆または卵黄を原料にしていますが,卵黄レシチンの方がホスファジルコリンの含有量が多く,効果も大きいと考えられます。
また,上記のような効能を発揮させるには継続的な摂取が必要です。
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