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●抗酸化作用
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●視力の回復,加齢性黄斑変性症の予防
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●白内障の予防 |
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●抗がん効果
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ルティンはカロテノイドの1種ですが,体内でビタミンAに変換されないため,これまではその効能はあまり評価されませんでしたが,現在ではその抗酸化作用により,紫外線から目を守る重要なはたらきを持つ成分であることがわかっています。
人間の目には黄斑という組織があります。これは網膜の中央部にあるもので,光に反応して,色や形を識別するという重要なはたらきを持つ視細胞が集まっているところです。
この組織は紫外線などの影響により,酸化されやすく,加齢とともにこの組織が破壊されると,視力を失うこともあり,これを黄斑変性と言います。
ルティンはこの黄斑部に多く存在し,目の組織の酸化を防ぐはたらきがあります。このルティンは加齢と共に減少していきますが,このルティンを補給することで黄斑変性を防ぎ,視力の低下を予防できます。
またルティンは目の水晶体にも存在し,紫外線の影響から水晶体を守り,白内障の予防にも効果があるといわれています。
ルティンは,目の他に,肌,血液,乳房,子宮などにあり,抗酸化作用で老化から組織を守っています。さらにルティンは皮膚がん,大腸がんに対する抑制効果もあるということがわかっています。
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ルティンをサプリメントで摂取する場合,1日あたり6mg〜12mg程度を摂取することが多いようですが,目の老化の病気である黄斑変性症に対しては,20mg摂取することもあります。
ルティンは通常の食材に由来する成分であり,今のところ過剰症や副作用などは報告されていません。 |
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