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●血糖値降下作用,糖尿病予防作用
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●疲労感の緩和
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●骨や歯の形成,骨粗鬆症の予防
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●生殖機能低下の抑制 |
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●抗酸化作用の促進 |
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マンガンは,糖質や脂質をエネルギーに変えるために必要な酵素,骨形成に必要な酵素,タンパク質の生成や分解に関わる酵素などの働きを助ける補酵素です。
不足すると糖質をエネルギーに変換できなくなり,血糖値が上昇し,インスリンも合成できなくなるため,糖尿病になりやすくなります。
さらにエネルギー代謝に関わっているため,不足すると疲労を感じやすくなります。
体内に存在するマンガンは12〜20mgと少量で,その中の25%は骨中に含まれます。
マンガンは骨を形成する酵素を助け,骨や歯を丈夫にする働きがあり,骨粗鬆症を予防します。
また,マンガンは不足すると甲状腺ホルモンや性ホルモンの低下,妊娠能力の低下などが見られます。
マンガンは活性酸素を分解する酵素SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の構成成分であり,細胞膜などに抗酸化作用を発揮します。
マンガンは植物を通して,取り込まれることが多く,玄米,大豆,お茶,モロヘイヤ,ホウレンソウなどに多く含まれます。
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マンガンは広く食品に含まれているため,通常は不足することはないと言われています。
しかし,ミネラルの少ない加工食品を日常的に食べていたり,植物の摂取が少ないと不足する場合もあります。
過剰症は食品からの摂取では心配ありませんが,過剰症として,食欲不振,脱力感,不眠,射精障害や神経障害などが見られるため,サプリメントからの摂取量には十分注意しましょう。 |
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●必要量 |
なし |
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●推奨量
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なし |
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●目安量 |
男性:4.0mg 女性:3.5mg |
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●上限量 |
男女共に11mg |
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