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●抗酸化作用,過酸化脂質の生成抑制
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●動脈硬化,心臓病,脳卒中などの生活習慣病の予防 |
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●毛細血管の血流改,肩こり,冷え性の改善 |
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●ホルモンの分泌促進,生殖機能の維持 |
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●更年期障害の症状の改善 |
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ビタミンEは脂溶性で,強力な抗酸化作用を持ち,活性酸素から細胞を守り,心筋梗塞,脳卒中など生活習慣病を予防します。
細胞膜上の不飽和脂肪酸は酸化されやすく,酸化されると過酸化脂質を形成します。
この過酸化脂質は連鎖的に細胞を破壊します。そこでこのビタミンEは細胞膜上に存在し,細胞を守るという重要なはたらきをします。
また,血液中のコレステロールも脂肪の膜でおおわれているため,活性酸素により酸化されると過酸化脂質となり,動脈硬化を促進させます。
このような活性酸素からのダメージをビタミンEは防ぐというはたらきを持つため,生活習慣病の予防にも役立っています。
この他にも,ビタミンEは血行をよくしたり,黄体ホルモンの材料となって更年期障害を改善するなど,アンチエイジングにはとても重要なビタミンです。
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ビタミンEは脂溶性のため,食事と共に摂取したほうが吸収されやすいといえます。
ビタミンEは活性酸素によって酸化されてもビタミンCによってまた還元され,効果を発揮します。ビタミンEはCと同時に摂取することが望ましいと言えます。
また,取りすぎの心配は少ないと言われているビタミンですが,アメリカの試験では8年間の追跡調査の結果,1日400IU(267mg)以上摂取すると,死亡率がビタミンEを取ってない人にくらべて10%も高かったという結果が出ています。
日本で定められている上限(男性800mg,女性600mg)は副作用がでないレベルの話で,アメリカの研究では267mg以下には抑えたいと報告されています。
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●必要量 |
なし |
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●推奨量
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なし |
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●目安量 |
男性:9mg 女性:8mg |
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●上限量 |
摂取上の注意参照 |
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