水素によるアンチエイジング
水素は究極の抗酸化物質
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活性水素とは何ですか。
水素水にはどのような効果がありますか。


 
 
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奇跡の水の秘密は水素

 
 世界には多くの人の難病を治すという奇跡の水が存在します。ドイツでは「ノルデナウの洞窟水」,メキシコでは「トラコテの水」,フランスでは「ルルドの泉」などです。

 これらの泉の成分分析を行ったところ,ミネラル分が多少多いという程度で,特に共通する特徴的な成分は発見できませんでした。

 しかし,九州大学の白畑實隆教授の研究により,奇跡の水には多くの水素が含まれていることがわかったのです。

 ところで,活性酸素は,近年その健康に与える悪影響が次々と解明されています。活性酸素は,がん,動脈硬化,脳血管障害,心筋梗塞,糖尿病,アトピー性皮膚炎など,多くの病気の引き金になるだけでなく,細胞を破壊し,老化を促進させてしまいす。


 奇跡の水に含まれる水素が活性酸素を大量に除去することで,活性酸素が原因となり,治癒できなかった難病が治癒できたのではないかと考えられます。



活性水素とは
  
 水素は通常は水素分子「H」で存在していますが,この状態以外にも水素原子単体「H」または「H-」(水素マイナスイオン)として存在することもあります。

 この水素原子「H」は還元作用すなわち酸素と結びつく作用が強力なため「活性水素」とも呼ばれています


 ここで問題となることは,水素原子「H」の状態が水の中でどのように維持できるかということであり,水素原子「H」のままでは存在が難しく,すぐにH
という水素分子になり気体となって逃げてしまうからです。 

 最近の白畑教授の理論によれば,水にふくまれるミネラル(クラスターという状態)に活性水素が吸着され,体内に取り込まれ,効果を発揮するのではないかということです。

 ビタミンEやβカロテンなどの抗酸化サプリメントは単体で過剰摂取すると酸化されたビタミンEやβカロテンそれ自体が他を酸化させるラジカルなものへと変化し,悪影響を与えてしまいます。

 ところが水素は活性酸素と結びついて,人体に全く無害な水に変化します。

 また水素は,強力な抗酸化力を持つだけではなく,原子量1という小さい元素で,直径が0.1ナノメートルと,どんな細胞にも入っていけるほどの極小の大きさです。

 これが水素が究極の抗酸化物質とよばれる理由でもあります。



水素水の効果・水素水の効能

 
日本医科大学の太田成男教授の報告によると,マウスにストレスを与え,活性酸素を体内で発生しやすくした状態に1ヶ月間水素を溶け込ませた水を飲ませたころ,水素を溶け込ませたグループの方が,ストレスによる酸化が少なかったということです。

 また,太田教授は水素水を飲んだマウスのグループの方が,飲ませないグループよりも動脈硬化が起こりにくいと報告しています。

 動脈硬化は脂質の酸化によるところが大きく,血液中に取り込まれた水素が活性酸素を中和したため,動脈硬化が減ったということが考えられます。

 そのほかにも水素水が舌がん細胞の増殖抑制に効果があったという報告もあり,水素の健康に対する効果は広い範囲にわたります。

 水素の抗酸化作用による効能の研究はまだ始まったばかりですが,水素は原子の大きさが最も小さく,身体のどこにでも入り込めるため,全身の活性酸素を除去できるというメリットがあり,今後もそのメカニズムや効能の解明が進んでいくでしょう。

 また,水素の安全性に対する検証では,ラットによる毒性,染色体異常,突然変異試験などで,高い安全性が確認されたと報告されています。

 






水素水にはどのようなものがありますか。 


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水素水の比較 種類と特徴


 現在,水素水の生成方法には以下の4つの方法があります。

金属マグネシウムを原料とした化学反応方式
水素ガスとして密閉容器に閉じこめるバブリング方式
電気分解方式
カルシウムへの吸着・放出方式





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 金属マグネシウムを原料とした化学反応方式


 市販品の製品ではドクター水素水など数社から,この方式のものが販売されています。

 この製品は穴のあいたスティックのなかに,マグネシウムと天然石が入っており,水のなかにこのスティックをつけることで,マグネシウムが水と反応し,水素を発生させるという仕組みです。

 天然石は抗菌作用や味をまろやかにするために入っていることが多いようです。

 
  マグネシウムが水との反応式は以下の通りです。

Mg+2H20 → Mg(OH)2+2H → Mg(OH)2+H2
マグネシウム 水 水酸化     水素原子
マグネシウム(活性水素)
 
水酸化    水素
マグネシウム

 スティックの寿命は6ヶ月ほどのようで,交換しなければなりません。

 しかし,手軽で1回のコストも比較的安くすむ様です。




 
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水素ガスとして容器に閉じこめるバブリング方式

 水素を水に溶け込ませ,それを長期間維持するには高度な技術が必要です。なぜなら水素分子は炭酸ガスと異なり,分子量が小さく,ペットボトルなどでは隙間から逃げ出してしまうからです。

 現在,圧力を加え,水の中に水素を封じ込めるという加圧式が多く,この方式ですと,充填時の水素濃度は1.8ppmが限度の様です。


 この水素の濃度はメーカーによっても差があるようなので,よく調べてください。

 最近,膜溶解法という技術で水素を溶け込ませたものも販売されるようになり,この技術により水素濃度も2.0ppmに引き上げられています。

 この膜溶解法という技術は手術時に使われる人工肺に使用されている技術で,この技術を応用し,気体を通過させ,液体は通過させないという薄い膜を使って高濃度に水素を溶け込ませることが可能になりました。




  電気分解方式

 これは理科の実験で経験されている方も多いと思いますが,水を電気分解すると+極に酸素が発生し,−極には水素が発生します。

 また,溶けている物質がイオン化して,ミネラルは陽イオンとなってマイナス極へ,塩素や硫酸基などは陰イオンとなってプラス極へ引き寄せられます。

 同時に,−極では水酸化イオンと水素が増え,水はアルカリ性になります。逆に+極では酸素分子ができ,水素イオンが増加して水は酸性になります。

 ここで,両極の間に分離膜をいれるとアルカリ水と酸性水が分かれることになり,酸性水(陽極水)とアルカリ性水(陰極水)が生成されます。

 そしてアルカリ性水が(電解)還元水(アルカリイオン水)として飲用に供されてきました。
 
 このアルカリ性水は微量ではありますが,水素が含まれ,その強い還元作用により体内の活性酸素を除去してくれます。

 効能として,胃腸症状改善に有効とされ,この電解還元水を生成する生成器はアルカリイオン整水器として,厚生労働省から家庭用医療器具として認可されています。

 
この原理を応用して,電気分解により水素水を得られるようにしたものが販売されています。最近では,原水のPh値(中性領域)は変えずに水中の水素量を飽和状態にまで増やすことに成功した製品も出ています。

 この装置は高価ですが,その後のコストは電気代だけですむというメリットもあります。




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 カルシウムへの吸着・放出方式


 れは最近食べる水素として話題になっているサプリメントであり,及川胤昭博士が発明したもので,水素イオンをサンゴカルシウムに吸着させ,体内で水素イオンが発生するように工夫されたものです。

 これまでの水に水素を閉じこめる方式では水の中に水素イオンが含まれていても,体内では水素ガスとなり,短時間で消滅してしまうという可能性がありました。

 ところが,この方式ではサンゴカルシウムに吸着された水素が,身体の中の水と反応してゆっくりとマイナスイオンを放出し続けますので,持続的な活性酸素除去効果が期待できます。

 このサプリメントを摂取することによる血行促進,白髪,老眼の改善,シミ,シワの改善などのアンチエイジング効果や生活習慣病の改善など多方面の効果が報告されています。

 この方式は,持続性や効果において優れた方式であると思われますが,サプリメントの価格が高いのが難点です。