加圧トレーニングによるアンチエイジング
若返り効果の秘密は成長ホルモン
CONTENTS
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免疫力低下を防ぐには
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加圧トレーニングとはどのようなものですか
どうしてアンチエイジング効果があるのでしょうか


 

  加圧トレーニングとは
  
 
 加圧トレーニングとは腕や脚の付け根を専用のベルトで締めつけた状態で行うトレーニングのことです。
 
 ただし,ここで注意しなければならない点は,ベルトで「適度」に締めつけるということと,動脈と静脈ともに締め付けが可能な適切な場所をピンポイントでおさえる必要があるということです。

 ベルトの締めつける量はきつすぎても血流は止まってしまい虚血状態になりますし,緩すぎても効果はありません。

 この方法で得られる効果は成長ホルモン分泌の増加,血行促進,動脈硬化の予防,筋力の増進,美肌,ダイエットなど広範囲にわたります。

 こうしてみると,この加圧トレーニングはアンチエイジングにとても有効なトレーニングであるということがわかります。

 アンチエイジングのために,高額の費用をかけて成長ホルモン剤を投与している人もいますが,外部からの投与は自分の身体からの分泌を停止させてしまう可能性も高く,危険もともないます。

 この方法ではただで安全にホルモンの分泌を増加させるのですから,すばらしい方法だとは思いませんか?

 現在はスポーツ界やリハビリテーションなどの医療分野で活用されはじめているだけでなく,宇宙空間での宇宙飛行士の筋力低下を防ぐ方法としても研究が進んでいます。

 このように多くの活用性を秘めたトレーニングですが,ここで注意しなければならない点は先ほども述べましたように,加圧のほどよいレベルと締め上げるポイントが重要ということであり,専門のコーチの指導が必要ということです。

 自己流でこのようなトレーニングを行うことは効果がないばかりか,筋肉や組織にダメージを与える危険性もあります。

 




加圧トレーニングのくわしいメカニズム
について教えてください。


加圧トレーニングのメカニズム
  

 加圧トレーニングでは,腕や脚の付け根を専用のベルトで締めつけます。この加圧により,完全に止血されるわけではなく,血流量が減少します。

 この加圧により,動脈からは新しい血液が流れ込んできますが,静脈から血液が戻りにくくなります。腕・脚に血液量が増加し,普段は使われていない末梢血管にまで血液が流れるようになります。

 実際に加圧をすると,加圧された腕や手の平が赤くなるのは,末梢血管の血流が増加しているためです。

 このように加圧した状態で運動をすると,軽い運動であっても,筋肉に疲労物質である乳酸が蓄積されます。

 筋肉がこのようなストレス状態であるという情報が脳のホルモン中枢を刺激し,脳の視床下部で成長ホルモンが分泌されます。

 この成長ホルモンの分泌量は加圧しない場合のトレーニングより10倍も多くなります。血流によって全身に運ばれた成長ホルモンは腕や脚だけでなく,全身の筋肉を増強させ,脂肪を分解することによるダイエット効果もあるのです。

 一方,加圧を緩めて圧をのぞくと,血管のなかの老廃物が押し流されます。この加圧と除圧を繰り返すことにより,血管の拡張,収縮機能が高まり,加齢により弾性を失った血管も弾性を取り戻し,血管も若返ることができます。

 このように,成長ホルモンの分泌増加作用と血流改善,血管の若返りの作用により,加圧トレーニングのアンチエイジング効果は多方面にわたります。



加圧トレーニングによるアンチエイジング効果

 ●筋力増強効果(成長ホルモンの作用)

 ●ダイエット効果(筋肉増強と成長ホルモンの作用)

 ●美肌効果(血流促進と成長ホルモンの作用)

 ●冷え性,腰痛,肩こりの改善
               (末梢血管の血流改善作用)

 ●高血圧,動脈硬化の予防(血管の弾性回復作用)

 ●骨粗鬆症の予防(成長ホルモンの作用)

 ●免疫力アップ(成長ホルモンと血流改善作用)







加圧トレーニングでは自己流は危険と聞きましたが
注意すべきことを教えてください。



加圧トレーニングの注意事項
  
 
 
加圧トレーニング専門の指導者のもとでおこなう

 加圧トレーニングとは腕や脚の付け根を専用のベルトで締めつけますが,ここで注意すべき点は,どこにベルトを装着するかという点と,どれだけ加圧するかということです。

 加圧のベルト装着に適した場所は,動脈と静脈の両方を締め上げることができる場所であり,このポイントをはずすと危険です。

 また加圧は加え過ぎても危険ですし,ゆるくても効果がありません。このようなことは初心者では判断が難しいといえます。必ず,経験を積んだ指導者のもとで行いましょう。


 加圧トレーニングに使うベルトは専用のものを

 加圧するために,自転車のチューブやゴムひもなどで代用してはいけません。このような道具で締め付けると,虚血状態になり,危険です。

 また,筋肉がふくらんだ時や,動いたときなどに過大な圧力がかかってしまう可能性もあります。

 加圧トレーニング本部が推奨している圧力センサー式加圧ベルトを使用するか,コーチにより適正な圧力が設定された専用ベルトを使用しましょう。

 
 
 ●加圧時間を守る
 
加圧トレーニング初心者の加圧時間は腕用5分,脚用15分です。この時間を必ず守りましょう。

 この加圧トレーニングは長時間行えば効果があるというものではなく,逆に虚血状態となり危険になります。

 また,このトレーニングは加圧と除圧を繰り返すことによって,血流の促進など,効果を発揮することができます。


 ●以下のような人は医師に相談してから行う


 1,心臓に障害のある人

 2,悪性腫瘍のある人

 3,妊娠中や生理中の人

 4,骨折,脱臼,肉離れ,骨粗鬆症のある人

 5,急性疾患,化膿性疾患,むくみや痛みを感じる人

 6,平熱以上の熱のある人

 7,皮膚疾患のある人

 8,安静が必要な人

 9,高血圧症の人

10,風邪気味,睡眠不足など体調の優れない人

11,飲酒後の人

12,上記以外に身体に異常を感じている人

 (参考文献)
 「加圧トレーニング」 ブティック社  監修 佐藤義昭


 以上のようにアンチエイジング効果のある加圧トレーニングについて,詳しく知りたい方,また新しく始めようと考えている方は左記に問い合わせてください。

 加圧トレーニング本部
TEL 042−336−1331 受付 月〜金10:00〜18:00
 ホームページ
 http://kaatsu.com/home/index.html